離婚
セブンイレブンの冷凍マンゴーとか
おでんの牛すじとか山盛りに
いつも買ってきてくれたな。
何もかも見ると思い出してしまう。
良い思い出しか思い出さなくなってきた。
何で喧嘩してたんだろうか。
何で怒ったんだろうか。
そういう事は思い出せない。
喧嘩なんかちっぽけなことに思えてきた。
憎しみみたいな気持ちは最初からない。
私の思いやりが足りなかったんだろうな。
こんなにいつも私に優しくしてくれて、
仕事帰りに毎日好きな食べ物買ってくれたり
外食に連れて行ってくれたり
映画のチケットもポップコーンも払ってくれたり
夜帰り遅くなったら迎えにきてくれたり、
たこ焼き買ってきてくれたり
入院中もお見舞いに毎日きてくれたり
足踏んでやるか？っていつもマッサージしてくれたり
美味しい豚キムチ作ってくれたり
ポテトサラダ作ってくれたり
いつもそばにいてくれて
安心して過ごせてた
趣味のダンスもカラオケも応援してくれた
面白い映画沢山借りてきてくれて
一緒にみたり
セブンイレブンでお菓子や蒙古ラーメン大量に買ってくれて
家で2人でパーティーしたりした
あの時が永遠に続くとあの時は思ってた
今でも信じられない
その場所があったんだなぁ
なくなっちゃったんだなぁ。
辛いや。悲しいや。寂しいや。苦しいや。
線香が燃えたら灰になっちゃうように
終わっちゃったんだ。
私が選んだ道は正しいのかわからない。
迷ったら楽しそうな方を選ぶといい
と言うけども、
どちらが楽しい道だったのか今となって
わからなくなってきた。
私は今現在、さみしい。
色々な人に出逢って色々な経験して楽しかった。この1年8ヶ月で彼がどれだけ私を大切にしてくれてたかわかったことで、辛かった。
なぜなら私は彼から離れていって、サポートしなかったから自分勝手だ。罪悪感。
こんなに大切にしてくれた人なのに
あのときはすごく離れたかった。
借金は一つのきっかけだった。
離れて別居しようと思った理由は
喧嘩が多くなっていて、
家でもほとんど口をきかない日が続いていた
家でも別室にいることが多くなった
花火大会で喧嘩したとき
いつも出かける度に喧嘩しているなと思って
心底嫌になった
険悪なモードで花火大会に向かって
こんな状態で花火をみても綺麗じゃないと思った
この先も何度も喧嘩を繰り返すのは
もうしたくないと思った
喧嘩している時間は無駄な時間だし
そんな時を過ごすくらいなら
もう一緒にいたくないと思った
(この前会ったときに、もうけんかしなくて済むね。って言ったら、けんかしたくてもできない…って言われたけど意味がまだわからない)
私のことが本当に大切なら
借金を作るようなことしない
(後で、そんなに財布面が楽じゃなかったって言ってた。fxを始めたのには私にも原因があったのだろうと思った。)
FXでレバレッジをかけるのは極めてギャンブル性が高く1000万もの借金により家庭を作っていくことにこの先不安がある
カードからこっそり引き落とされた事があり、
一気に信用する事ができなくなった
(あとから、心配させない為にと言われた。問い詰めたその時には、はあ！？と初めに逆切れされ、通帳に記載されてることを知らせるともう俺だめなんだ…と言ってたけど)
その前に家で現金が消えたことがあり
彼がとったのではないかと思うようになってしまった
私は財布の隠し場所を気にするようになり
一緒に住んでいくことが難しいと思った
そして
借金があって迷惑かけるから離婚してほしい
と言われたから
その覚悟はあったのだろう
離婚しちゃってもいいんだろうと思った
(だけど借金返して迎えに行くつもりだったってこの前言われた。
あと4年くらいで返済できるみたいだけど人生において長すぎるかも。)
あの時に、大切にしてくれたことがすごくわかったし戻れたらいいのにと思うこともある。だけど戻れないから涙がでる。
自分でも怒って人に感情をぶつけるということがどれほど悪で損なことなのかよくわかった。ダンスパートナーへも感情をぶつけてしまったことがありすごく反省。
前よりうまくやれるんじゃないかって思うこともある。
だけど、もう戻れない。過去の思い出は蘇るけど先のことが想像できない。多分、100%信じることができないと思う。
そして、私が彼を傷つけない為にも、彼の幸せの為にも別れる方がいいんだ、と思った。
だって私は彼に何をしてあげたのだ？
彼曰く一緒にいること。
それなら私じゃなくてももっと彼を愛してくれる優しい人間がそばにいる方がずっといい。
こんな自分勝手な私より。借金で苦しんでいるのに家を出ていった私より。当時は返済額とか何もかも詳しいことを聞いても、言いたくないから離婚したいなどと言っていたので知らなかったのだけど。
届けも一昨日だしてもらったので本当の本当にさよならになった。
この１年8ヶ月の間、罪悪感。寂しさ。悲しみ。ずっと繰り返された。
これが私への罰なんだと今は思う。これからも続いていくかもしれない。だけど、いつも彼の幸せを祈っていたしこれからも祈っていくつもりだ。
